ステージタイガーへ

'11年 0419

二百三高地(白井)

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お久しぶりです、白井です。先日は月刊彗星マジック4月号にご来場いただきまして本当にありがとうございました。遅ればせながらのご挨拶になってしまいまして申し訳ありません。一息入れて、まもなく、次回公演の『リング・リング・リング』のお稽古が始まっております。

お芝居のアプローチというのはなんとも難しいもので、アプローチといえば、203高地へのアプローチに突撃という方法しか思い描かなかった旧日本軍達とは如何な考え方を巡らせていたのだろうかと思わずにはいられない。僕がかつて住んでいた203号室へのアプローチの容易さなど比較にもならんほどである。そういや、あの部屋、ベランダから見下ろすと真下に阪和貨物線が走っていたなぁ。とんでもないところに住んでいたものだぜ。

ところで、日露戦争のお話なのです。中途半端な知識しかなくて、こないだの『灼熱ニ声』の役に立てるようにと戦争ものの映画を借りようと観てみたはいいが、戦争違いであった。日露戦争は勝利という結果があるのを知っている戦争だったが、凄惨な映画でしたよ。山頂を征服するという目的のために突撃して負け、突撃して負け。最後には日章旗を立てるのだけれども、敵であるロシア兵と立てては倒し、倒されては奪い取り立てるという泥まみれの争いを繰り広げるのである。戦争はいかんですよ。

途中「当時はまだ武士道の精神が残されていた」と説明つけて、日露の兵隊が一時休戦して酒を酌み交わすシーンも、へえぇ、と、関心いたしましたし。

劇中で流れるさだまさしさんの歌う主題歌『防人の詩』も衝撃的でした。大敗して雨に打たれるシーンで詩が流れるのですけれど、歌詞がテロップで流れるのです。かなりショッキングな色合いで。斬新極まりないなぁとダメージをくらいましたな。

とかく、刺激をたくさんいただいた映画でした。ごちそうさまでした。
posted by ステージタイガー at 07:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'11年 0329

キック・アス(白井)

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みなさま、お元気ならば、それでよし。どうも、火曜日担当に変わりまして、コツコツと映画を見てはおるのだけれど、なんとも言葉にして感想述べるのが難しい、稚拙な脳味噌になってきているのを感じる昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか、こんにちは。始めての方がいらっしゃるならはじめまして。世の中は相変わらず、預かり知らないところでぐるりと一回りしていますが、僕らにできる事は想像力を培うばかりです。と、思う次第。

さてさて、キック・アス。今度からは「キックアス」で揃えます。つまり真ん中の「・」を面倒なので省きます。なかなかにいろんな方から面白いよ、と言われたので、えいや!っと借りてみました。なんたる事か、TSUTAYAでは、もう既にレンタルが開始されているんです。

何がよかったかというと、HGの惨殺シーンにおける挿入歌ですね。HGとはヒットガールの事です。腰ベルトのバックルに大きくHGと書いてあるあたり、お父さんのキチガイ具合がチラと見え隠れするわけですが。お父さんは映画「ゴーストライダー」を見事に演じきったニコラスケイジさんです。想像がつきにくい方は精悍な西村雅彦さんを想像していただければよいかと思います。僕は一度もみていませんが、SPの堤真一が演じる役を西村雅彦がしっかりと演じたならば、ニコラスケイジさんもしっくりくるのではないかなぁ、と思います。

さてさて、お話が逸れましたが、大概において、お話が逸れた時の方が僕のブログはノっている時なのだと、浅はかな自信をもってみます。さ、これからつまらない本筋に戻りますね。
どこがよかったかというと、ヒットガールの戦ってるシーンの中に入れられてる挿入歌です。僕には英語のヒヤリング能力は全くありませんけれど、歌詞としては「おっぱい小さくたって、女の子なんだもん、オシャレに戦うのよ!」って感じの歌詞だと確信をしています。そういや、外国語で歌を歌う女の子は、コンプレックスも自信に変えて歌う事がありますね。って、根拠はありませんけど。
あぁ、あのシーンにあの挿入歌は、ギャップを生かしたかったんだなぁ、きっと。まぁ、そもそもあのお話にはもう少し深いところで、世の中の闇なりなんなりが潜んでいるのは間違いのない事なんです。2が出るならレッドミストが、ダークナイトで、とまぁ、そんな感じですので、気にかかった方は見てみてください。
posted by ステージタイガー at 15:10 | Comment(0) | TrackBack(1) | 白井「ギムテキブログ」

'11年 0308

ジェネラル・ルージュの凱旋(白井)

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どうも、こんにちは、白井でございます。先日は火曜日のゲキジョウ30×30にご来場いただきまして、ありがとうございました。暖かなお客様に支えられて、ちゃらんぽらんな30歳のお芝居を楽しませていただきました。

ステージタイガーとしては、4月の12日に同じく火曜日のゲキジョウに彗星マジックさんの「月刊彗星マジック4月号」の相手役を務めさせていただきます。タイトルは『灼熱ニ声』!応援団の熱いアツい応援団のお芝居です。こちらもご贔屓にいただければと思います。

が!それだけではなくって、本日3月8日の火曜日にin→dependent theatre 1stにてタイガーの小野愛寿香さんも火曜日のゲキジョウに出演しております。「月刊彗星マジック3月号」です。こちらも、面白いそうです。関係者筋では既に再演したいな、というお話が上がっているとか。まぁ、けれども、一日こっきりというのがよいのかもしれませんね。なので、今回をお見逃しなく。という事で、本日は『ジェネラル・ルージュの凱旋』!

竹内結子さんが、主役なのかしれないけれど、味のある脇役的なポジションを支えているようで、よろしい。確かに竹内結子さんを主軸にお話は展開していくようなのだけれど、わりかし中盤以降は置いてけぼりにされている。のだけど、それでいいのです。起こる事象に焦点があっているのだから。

前作「チームバチスタの栄光」の時にはあんまり感じられなかったコミカルさが少し増えていたという点とラストの救命のシーンが、つまりはダイナミックでよかったのですね。成り立っていた。わくわくしました。佐野史郎さんが、面白かったですね、前作にでてたというプレミアム感と、病んでるという点で。

では、また、いつか。
posted by ステージタイガー at 13:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'11年 0207

ラヂオの時間(白井)

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どうと言う事もない。一月が終わりました。最近はもう、二月になってしまって、その1日は映画の日じゃけぇ、張り切って映画館に行きましたかしら?
皆様、毎月1日は映画の日で料金は1000円ですよ。ワタクシは所用でノーセンキューを頂戴しました。

そういうわけで、借りてみました、観ました、ラヂオの時間。久々に観てもよいですね。
言わずと知れた三谷幸喜さんの監督作品です。初の監督作品だそうです。そして、ラジオの時間、ではなくて、ラヂオの時間、なのですね。

三谷幸喜さんの作品のみならず、なのですけれども、この頃の映画作品はテレビとコラボしてるのが多かったり、一回だけ観ただけでは楽しめない、というか、何回か見る事で面白さが倍増するという作りになったぁるんですね。踊る大捜査線とかもね。

そういう遊びも、ふんだんにあって、ラヂオの時間に出てるキャラが、その次の作品のみんなの家とかにもでてたりするので、ね。そういうお遊びを確認する為に観て見るのもよいものですよ。なので、併せて観てみるのも面白いです。

ところで、今度、3月の1日に火曜日のゲキジョウの30×30にでますよ。in→dependent theatre 1stにて。また、コツコツとお知らせしていきますので、よろしくお願いいたしますねー。
posted by ステージタイガー at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'11年 0124

復活の日(白井)

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この週末はもう、とんでも観劇ラッシュで、時間のタイミングが合うところを狙って駆けずり回ってまいりました。皆様はどちらかご覧になられましたでしょうか?

ただ、それでも、見逃してしまったお芝居もあるにはあるので、本当に身体はいくつあっても足りないと思うのですが。
身体が5つあったら、3つほどはお仕事させなきゃ行けないのですよね。家賃や食費がかかるから。

まぁ、そんな夢物語はひとまずこっちへ置いといて。今回は深作欣二監督の『復活の日』です。これまた面白い作品に出会ったものだ。誰かに言われて借りたわけではなくって、チラ見して、ジャケ借りした結果、面白いな、と。若き日の草刈正雄さんもでてたりして、その面白さもあり、ストーリーもとんでもないのだけれど、上手く纏められてた気がします。

原作有りの映画なので、もしや原作を読んだ事のある方には描写が足りないのかも知れないし、恐らくこの壮大なスケールのお話では、そういった危惧は現実のものとして往々としてあるのだと思うのだけれど。

冷戦の間で米ソで相互に核ミサイルで睨みを効かせている最中、細菌兵器が飛んだコトで撒き散らされてしまったわけなのです。それが南極の極寒の環境ではウィルスが死滅するという事で、南極に住む800人の人間以外が地球上から死滅する、という。映画観たカンジではゼロでしたね、南極以外。

そういう大スペクタクルな映画です。日本映画なのにほとんど字幕で、次は何が起こるんだ、次は何だ?と楽しめた映画です。3時間オーバーなので、暇死しそうな時にこそどうぞ。
posted by ステージタイガー at 12:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'11年 0117

ノルウェイの森(白井)

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みなさま、どうもこうも、こんにちは、白井でございます。寒さが激しくなってきまして、大阪に住んでいると地面が凍っているくらいで、あらあら、おやまあ、とテンションが上がってしまう程度の市内に住んでいる白井でございます。

先日などはわたくし、折角のことなので、ノルウェイの森を映画館で観て参りました。いろいろなところで、賛否両論でているところですし、まだまだご覧になられる方もいらっしゃるかと思いますので、少し控えめに感想などを書こうかと思います。そうそう、感想で思い出しましたが、僕の年末年始の体調不良は肝臓が悪かったそうです。もう思い出になりましたのでご心配はご無用でございます。

映画はつまるところ娯楽である。というのが一般的な解釈であるならば、「ノルウェイの森」というお話は映画ではなかったのではないかと思いました。そしたら、あれは一体なんだったのか?というところに考え至ります。そしたら、結論は『フランス映画』だということになりそうな気がするんですね、あくまでも僕の言葉の範囲内のことですが。監督さんがフランス人だから、そうこじつけましてん。

もともと、底抜けに悲しい物語だということはわかってはいたのだけれども、どこか、小説であり、また、『僕』という一人称の主人公というフィルターを通すことで、『悲しくも美しい物語』に頭の中で変換してしまっていたのだな。リアリティが、どこかで霧散していたのだな、と。そんな風に考えましたね。

どこどこのシーンが抜けているだの、あの言葉の言い回しはそうではない、だの、そう言うことではなくて、これは、『映画 ノルウェイの森』であって、『小説 ノルウェイの森』ではないのだ。と言うことなのでしょう。もう一度、小説を読み直してみたくなりました。
だからと言って、宇宙戦艦ヤマトを観に行こうという気はおこりませぬが。

ただ、同作家さんである村上春樹さんの作品を(つまりは原作のある、文学作品、いわゆる近代文学作品)を映画化した作品では『トニー滝谷』はバランスよく作られていたと思います。推します。

少し、気分が乗ってしまって長々と書いてしまいましたが。お付き合い下さりありがとうございました。
posted by ステージタイガー at 20:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'11年 0111

かもめ食堂(白井)

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遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年はあれですね、うさぎの年ですね。まだ、今年に入ってから一滴もアルコールを摂ってない白井です。初詣にもまだいっていません。というのも、少し年末年始に体調を崩していたので、お正月はだいぶんとお布団の上で過ごしてしまいました。

ともあれ、そう言う事で、もうだいぶんと時間はたってしまったのですが、今年もよろしくおねがいいたします。

病気になって、というか、体調を崩してから少しは気にして丁寧な生活を送ろうと思い、ご飯も炊いて、久々におかずも自分で作ったりして、毎日湯船にお湯を張って、入浴剤なんかいれてみたりして。

そういう、のんびりとした生活を数日過ごしてみたところ、そしたらかもめ食堂、となったわけです。ゆっくりと時間が流れるような映画で、字幕とかあったんですけど、字幕見ないでもいいかなぁ、と言う程度の、ストーリーもあるようでないようなのんびりした映画でしたね。

映画の中では毎日、晴れでした。

そんなことで。
どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
posted by ステージタイガー at 13:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 1227

愛のむきだし

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LINX’S、ご来場誠にありがとうございました!
からの、今回は映画愛のむきだし、です。こいつなかなか演劇的な映画でしたけれども、長いのですよね。4時間弱ほどの尺があって、ストーリーが転がり始めるのが後半から。

主人公はクリスチャンの母に「あなたのマリアを探しなさい」という遺言めいた言葉を残して先立たれる。残った父(渡部篤郎)子は慎ましく生活して行くのだが、蛇女的な人が親父を誑かして、そのおかげで心的な虐待を受けるのだな。

ほんで、主人公は父に懺悔をしなきゃいけないんだけど、根がいい子だから懺悔ができないのです。無理やり悪い事をしなければならん、そこで、主人公は不良仲間とつるみながら、パンチラ写真を撮るのだ、原罪のために。

あぁ、ここで、運命の超ご都合主義発生(奇跡、と銘打たれてるのだけど)。なんかの拍子に女装した主人公は別の不良に絡まれる少女を助けるのだけれど、その少女(満島ひかり)もなんか強い!えいやえいや、ばっさばっさと悪党共をなぎ倒し、あっは!と快哉を放つような馬鹿らしい展開なんだけれど、つまりはその少女は主人公にとってのマリアなわけで。ここで、全体の5分の2。

これは、保証しないけど観てみて欲しい。あっちこっちに演劇的な仕掛けがたくさんあって面白いんだけど、でもまぁ、長すぎて消化にはよろしくないかもしれないです。

半分の長さなら、深夜の正月映画みたいに夜中に流しても良さそうなもんでした。

今年はみなさま、ありがとうございました。いろいろなところでお芝居させていただきました。ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

うさぎ
posted by ステージタイガー at 01:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 1215

百万円と苦虫女(白井)

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まもなく、本番が近づいてきています。衣装も決まりましたし、本日は初の通し稽古も行いました。たかが20分、されど20分。力一杯精一杯お芝居を作ろうと思います。LINX’S本番まで後2日(僕らの初日)!

一期一会なこの演劇イベント、LINX’S!
間もなく始まります。
そんな中にも映画を観るのがなかなかに困難になってきましたけれども、それはそれ、遅ればせながら頭が固く、初志貫徹という旗印の元、映画を観たブログを変えられずにおります、お久しぶりです、白井です。

もう、明日に迫りましたが、よいお芝居に仕上がってまいりましたよ。20分という短い時間の中で、生きるとはなんたるか、を凝縮してますね。なので、後はそれを届けるために削ぎ落とす作業が必要になってくるわけですよ。

誰かの人生のヤムチャ的存在になるべくがんばっています。

ところで、蒼井優さんはどうしてこんなに可愛いのだろうか。
ビオフェルミンのおかげなんだろうなぁ、僕も割とプロテインを飲んで、肌がすべすべとしてきたのは間違いないのですよ。

最後の、すれ違いは、仕方ないもの、ねぇ。でも、あの勘違いはどうなのかしらん?と思ってしまった本作品。
蒼井優に追いつけ追い越せ、プロテイン飲んで肌を綺麗に保ちつつ、LINX’S、がんばってまいります。いよいよ、明日がAチーム!明後日、僕らのBチーム。よろしくお願いします。
posted by ステージタイガー at 14:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 1122

小さな恋のメロディ

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今夜は雨ですね。皆様お風邪など召されぬように。ところで、祝日である明日はin→dependent theatre 1stにて、『LOOP×3』があります。3つの劇団さんがそれぞれのお芝居を順繰りにとても長い時間やり続けるという、耐久演劇が行われます。

芝居処味一番さん
ストーンエイジさん
マーべリックコアさん

の、3団体さんが、こぅ、順繰りにお芝居をして、それが、ループしてるという、そういうお芝居のイベントなのです。
A→B→Cもよし、B→C→Aもよし、C→A→Bもよし。いろんな楽しみ方がある、という。

ほいで、その幕間の10分の間にステージタイガーもお邪魔して寸間のお芝居を作りという、なんだか大変な事になっています。わたくしは勤労を感謝しておりますが、夜からお邪魔しようという予定。

と、いう事で、今回は恋のお話。小さな恋のメロディ。
サンリオのディアダニエル、というキャラクターはこの映画の主人公、ダニエルに依ってるんだとか。ビージーズのメロディにのせて瑞々しい恋のお話。

1971年に英国で公開され、また、アメリカでも公開されたけれども、あまり人気がでなかったそうだけれど、日本では大ヒットしたという。すてきなすてきな恋のメロディ。
ヒロインの名前がメロディ、ってのがいい。と、この時期の日本で公開される洋画の邦題というのが、本当センスあってよいですね。最近のは、なんだかそのままで、英文をカタカナに直しただけでどうにもこうにも、ひねりがないっつらぁ。

とにかく。
まだ、お若い人は、観られた事がないかもしれないけれど、ステキな作品。

小さな恋のメロディという映画を見たことがないなら早くみた方がいいぜ。
posted by ステージタイガー at 22:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 1116

ソラニン

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どうも、こんにちは。遅筆の白井でございます。各地でタイガーメンバーが出演をしているところですが、とうとう本日、火曜日のゲキジョウのステタイヨンステが最終回を迎えます、ソラニンを観ました。宮崎あおいさんが可愛くて仕方ないのだけれども、ストーリーは悲しいお話。夢破れて日常にもどって、しかし、日常にも幸せは溢れている。というお話。

ステタイヨンステは6月から始まって、病的船団とそこにあるヒビ/メディアライフを変則的にロングランしてきましたと、方々では言われていますが、ロングランといっても4回ずつしかしていないので、やり足りない気持ちを残しては僕らは負けなわけで。勝ち負けは関係ないにしても、気持ちの持ち上げ方を間違えたまま舞台にあがってはいけないわけで。で、僕は病的船団はラストに向けてどんどん楽しくなってきてたのです。

カーテンコールでトリプルいただいた時に言い損ねた事を。
こっちの勝手な考え方だけれど、お客さんも僕たちの舞台の大切な一部分なのだ、という事を。言いたくて、忘れていましたので、ここで勝手にこっそりと書いておきます。

ところで、宮崎あおいさんが、夢破れて逝ってしまった恋人を想いながら、恋人が作った詩を歌うシーン。これがまたステキなシーンで、原作の漫画を読んでいたのだけれども、そのせいもあってか、涙がでるのです。よいシーン、よい映画。

汗と涙の上にある映画で、人の死の上にたったストーリー。正しく積み上げれば必ず何かを伝えられるのだなぁ、と思った。日常でも、然り。想像力がとても大事なのだなぁという事。

そういうわけで、本日の19時から地下鉄堺筋線恵美須町駅から徒歩1分強(改札からは3分弱)。
in→dependent theatre 1stにて!
ステージタイガー
そこにあるヒビ/メディアライフ

※オマケに阿比留真子追い出しイベントもあるみたいです。必見!
posted by ステージタイガー at 08:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 1027

ゲキ×シネ『蛮幽鬼』

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こんちは。
月曜日です。しかし自分はフルでお休みだぜ!でも、朝は早く起きてTSUTAYAに借りてた映画を返しに行った。ついでに借りてきたのがワンピースですけれど、それの感想はまた今度、するかも、しないかも。と、書いていましたけれども、今や水曜日!参ったな。

ところで、今回はほんのちょいと趣向を変えて『ゲキ×シネ 蛮幽鬼』を観てきた感想を。
ご存知劇団☆新感線さん。
映画館の大スクリーンで演劇公演を上映するというゲキ×シネ。今回は梅田ブルク7で観ましたが、難波のパークスシネマでもやっているみたいです。
作品にもよりますが、機会があれば観に行って観て欲しいですね、ゲキ×シネ。

実際のところ好みの問題もあったりはするのですが、今回の蛮幽鬼はとてもよかったです。
劇場でみる迫力と、カメラワーク(舞台では椅子固定なので、一万円払っても観られないようなステキなアングルだったりする)。ぜひとも、またの機会がありましたら。

結局水曜日にあげてしまって申し訳ない所存です。また、来週の火曜日に、病的船団の最終回にてお待ちしております。

それとは別に週末に文化祭と、随時虎対決をしていますので、そちらも投票してくださいな。
posted by ステージタイガー at 13:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 1018

ダンサー・イン・ザ・ダーク

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ビョークさんの自然な哀しみと喜びの演技が頗る。すこぶる。
世の中の人がみんな優しければ、事件なんて起こる事もないのです。差異もあるし、差別も区別もあって、それぞれ夢やら目標があって。

と、今更ながらのダンサー・イン・ザ・ダークなわけであります。ミュージカル映画で当時の日本で人気のあったビョークさんが主演する映画だということで、話題になったのか、それとも2000年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールや最優秀女優賞を獲得したから話題になったのか、日本ではどっちなのかわからんままですね。

まぁ、その辺りのことはまた改めて書こうとは思いますが、今はそれどころではなくて。

明日は
ステージタイガーの変則ロングラン
火曜日のゲキジョウ
『そこにあるヒビ/メディアライフ』
の本番がありますよ。

19時から地下鉄堺筋線恵美須町駅から徒歩1分
in→dependent theatre 1stにて!

僕も劇場受付でお待ちしております。

それと、先週末に客演させていただきました劇団天悟さんの第20回公演
『朝霧のうた きくはきえにし』
無事終えることができました。ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
posted by ステージタイガー at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 0921

インスタント沼

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真紅組合同公演本番初日まで、後10日!
病的船団3回目まで、後14日!
客演の劇団天悟さん本番初日まで、後17日!
なんだかバタバタしているように見えもしますが、時間は皆に平等なのですからね。

どうも、期限を守れない映画ブログの白井です。映画といっても自宅でDVDなので、すこぶる眠気がやんやと攻めたててくるのでどうにも一回では観られないのですわな。まったく失礼な話だけれども。で、見た後に感想を。となると、ワタクシ、ほれ、文才がありませんもんでうまいこと書けないので、かようにお茶を濁し続けているわけですが、何かを(まぁ、〆切を遅れることはあれども)続ける事で、とりあえず、映画は見続けられています。個人のブログにもちょこちょこと、観ては感想、観てはその時の僕の近況を(感想を書いていない事も多い)書いたりしてます。

逆に、いい映画をオススメして欲しいのです。

で、今回はインスタント沼というのを観ました。
麻生久美子さんと加瀬亮さんがでてる映画で、なんというか、これといったストーリーのない映画でした。そして、破天荒。

加瀬亮さんと言えば、最近の北野監督のアウトレイジでの会計係の役でとんでもなく怖いイメージあるんだなぁ。
『重力ピエロ(僕はそれ程好きではないんだけれど)』で少し弱そうなお兄さん役をやったり。
いろんなイメージをあっち出し、こっち出し。そういう面白さを持った役者さんだなぁ。と観てます。

で、麻生久美子さん。
この人は僕が始めて観たのは『キャシャーン(僕は結構好きなのだ)』でして、ここではあまりすごく印象深く感じなかったのですけれど、今回の映画では、剥き出しな演技がとても好きでした。

喜怒哀楽がすごくでているというか、素っ裸だなぁ。みたいなイメージ。
観てみて下さいな。すてきだから。
posted by ステージタイガー at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 0916

いけちゃんとぼく

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わかりやすいやつを。
勧められて観たのだけれど、割とよかった、いけちゃんとぼく。どうも、白井です。
ところで、僕は確か小さい頃に空を飛ぶ事ができたんだけれど、知らないうちに飛び方を忘れてしまったのです。これは、本当の話。電柱のポリバケツみたいな高さ辺りまでは行けたんだけれどなぁ。今ではJRのお世話になってます。

ともかく、よいお話。オススメされて、みてみたら、まぁ、確かにツッコミどころはあるけれど、目をつむるのも大人の見方、という感じで。絶対に作り物には嘘があるのだもの。冒頭のモト冬樹さんのVFXシーンが『楽しい嘘を楽しんで』って言ってる。リアリティこそが、アンチリアルなんだなぁと。大袈裟なところこそに心意気のリアルあり、と。そんな気分で見た後に思う感想。

ぼく、という少年自身が、元々大人なのだ。いろんなことを自分で考えるし、挑戦するし、迷うし、悩むし、けれど、折れないし。ステキだなぁ、と思った。あんな子供に、僕もなりたい。

あのまま大人になったらどんだけステキなコトか。

僕は子供のころに野球をあまりやってこなかったもので。少し羨ましくもあったなぁ。

わかりやすくて。おすすめです。
posted by ステージタイガー at 18:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 0906

時計仕掛けのオレンジ

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ここへきての名作。
どなたもがタイトルくらいは耳にされた事があると思う。暴力に満ち満ちた不良が、悪い事三昧して、捕まって、よい人にされる実験台にされて、改心したかと思えばトラウマが埋没してて、結局、悪い頃のじぶんに戻ってしまう。と、そんな映画。

ちょうど、折しもステージタイガーのお稽古の時に引き合いに出されてた。アレックスの様に!と。

雨に唄えば、
を歌いながら、作家先生を蹴り飛ばすような演技なのか、脳内に第九を流しながら瞼にピンをさして映画を見るのか、
そんな風に。

何を書こうか頭の中で二極に分かれたので、まずは先ほどの事から。あ、そうそう、名作といえば、明日は火曜日のゲキジョウの本番。

『そこにあるヒビ/メディアライフ』の一日目!

【日程】
9月7日(火)+28日(火)
10月19日(火)
11月16日(火)
【時間】 19:00(1日1ステージ) *開場18:30
【料金】 前売・当日とも1,800円
【会場】 in→dependent theatre 1st
【作演出】虎本剛
【出演】石神禿 虎本剛 石井テル子 西村陽子 虎 今村こころ 小林ウイ 梅田脩平

無粋ですが。宣伝。
こないだお稽古場にお邪魔させていただきましたが、なんだかステキな感じに仕上がっているようでした。短編オムニバス、っていうのも楽しみ方があるものだ。みなさま、是非とも。

けれども、映画のお話に戻しもします。何が良いって、DVDのトラック中に入っていた宣伝用の映像。ロッシーニのウィリアムテル序曲に合わせた映像が、なんとも言えず。サイケデリックでよろしい。あれは、映像と編集の良さ。生の面白さは劇場にて!
posted by ステージタイガー at 17:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 0824

ドーン・オブ・ザ・デッド

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左肩下、肩胛骨のあたりにGPSが埋め込まれているのではないだろうか、お久しぶりです、白井です。
謎の肩こり、謎の激痛に襲われましたが、ただの肩凝りによる激痛でしかなく、特に肩凝り星の王子ではなかったみたいで、がっかり白井です。

皆様、日々健康的に生きておられますか?ワタクシも、そこそこの健康とそこそこの不健康を兼ね備えて、つまりは、そこそこお幸せに人生を送れているようです。反動があればこその楽しみ、不楽しみ。

体調がよろしくないので、キュキャっと気持ちを引っ張りあげるために借りてみました『ドーン・オブ・ザ・デッド』。
ご多聞に漏れずご期待に応えて、これぞ映画!娯楽映画、な作品だわと思うのだギョエェ。

前もって不穏、オープニングから不穏。驚かされるとわかっていながら、驚かされる。ザッツ出来レース。望んだモノ全て与えられて、加えて、また、予期せぬプレゼント付き。そんな映画。映画、とは、楽しみにいって、楽しんで帰ってこれるモノである。

村上龍曰く
映画が面白くないわけがない。
ってね。

そして、どんなお話にも今日くんはある。というのは、何かの本なんかで読んだかもしれない言葉で、ゾンビ映画の本分は、きたるべきゾンビパンデミックに対して、アレですよ、人間はどんな風に備えれば良いのか、という事。日本には武器になる拳銃がない。そして、車は必須ですよ、みなさん。携帯電話は充電器とともにお持ちください。

みなさま、お気を付けて残りの夏をお過ごしください。
posted by ステージタイガー at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 0813

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

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社会現象に負けるな勝つな、赤勝て白勝て、どうも、白井です。本番直前からしばしの遁走をしておりました。まことに申し訳ありません。お詫びにといっても何も供物はありません。最近はドグラ・マグラを携えております。

お話は果てに果てに飛びますが、これから、ワタクシは10月と11月にある『病的船団』と、10月の病的船団の直後にある劇団天悟さんのお芝居の稽古に専心しつつ、美術館やら、読書やら、なんつーの?ランニングやらに勤しみたい、と、思っているだけ、思っています。そううまくいくかどうか、わかりませんけれど。

で、今更ながらに表題作をみて見たのだけれども、最初は、あれですね、村上龍の『昭和歌謡大全集』のようになるのかと思ってしまった。日本にもほれ、刺激あるやら、くすぐるやら、素敵な歌謡曲はたくさんあって、ほれ、昨今の懐メロでは追いつかんくらいの古さのところにも素晴らしい歌謡曲があるんだぜ、って。そっち方向を責められたらクスクス喜んじゃいそうだなぁと、思ったりしたさ。

でも、どうやらそうでもなくって、好奇心くすぐるお話で、テレビ版とはまぁ細部の事なるバージョンであったと、こんな事、今更。

そしたら、僕はこの題材を媒体に何について語るべきなのだろうか。という事になる訳ですよ。懐古主義的な部分にもなるんだけれど、もう、これは、わかる人だけになるんだと思うんだけれど、変化を拒絶する反応ってのは必ずあるものだと思います。人間のからだのさいぼうが日々生まれ変わっていくからこそ、変わらぬものをとどめおきたいというか、例えるなら、さて、ここから。アニメのビックリマンの主人公がヤマト神帝からピアマルコに変わってしまった時のあのハスっぱな感じに、ドラクエ4の主人公のあの不良な目つきに、僕は少し受け入れられないモノを感じたのです。

ほんで、こちら。
ベーシックなキャラ、性格には特に変化はないようだけれど、アスカさんに至っては名前、変わってるんですよね。でも、あんまり、そこの所には反論はあまりなかったのだと思うのです。側が変われど中身は同じ、という部分で。

いつもの良さを守りながら、新しさという期待の裏切り行為を是認するという感じかしら。
ヒップが滅裂してきましたので、この辺で。反省も含めて、少しずつブログあげてゆきます。
posted by ステージタイガー at 13:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 0724

突入せよ!「あさま山荘」事件

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割と軽いテンポの音楽で顛末の導入から始まったあさま山荘事件(の映画)。なんだか、軽いノリで始まったなぁ、と思っていたのだけれど、後から調べてみると原作者が主人公だったようだ。佐々淳行が原作者、主人公で役所広司さん。後藤田さんを今は亡き藤田まことさんが演じてらした。必殺。

そんなこんなで、割と遅れ気味になってしまったワタクシのギムテキブログ。映画を必ず2つは見る!という課せたルールは今のところ守れてはいるのだけれど、どうにも分筆の面白味の分泌が枯渇しておる。

佐々さん好きだとか、役所広司さん好きだとかな人には好ましい映画かも知れないけれど、あさま山荘事件にしっかりと興味を持った人には多分、そんなに好まれることはなかったのだろうなぁ、と思った。

うーん。
と、こういうコトを書いてると、こちら向きではないような気がしてしまう。
ただただ、みましたよ。という報告程度のブログでじゅうぶんなんだろうか?深く攻め込むのならばあさま山荘事件なんて、とても面白い事件なのだ(面白いというのは迂闊だとは思うのだけれど、物事のいくつかの側面がみられる)。

一つの物語に複数の視点を与えるのもよいし。
一つの出来事やテーマに対しての複数のストーリーが発生するもよい。そういう事を思うと正しい事がなんなのかって事がまったくわからなくなってしまうのよな。でも、とにかく吸い取り紙のように物事を吸い取って、何を捨てるかなどは後から決めればいいのだから。

という、気持ちで、僕は映画をみるのです。
posted by ステージタイガー at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」

'10年 0713

トニー滝谷

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おはようございます、月曜日担当のギムテキ白井です。遅れてしまって申し訳ないです。本番まで後3週間を切りました。月末30日の金曜日が初日となるので、本番まで、後17日です。
そんな時期にあっても僕は映画を観続けるのです。

今回は、トニー滝谷

村上春樹さんの同名小説(「レキシントンの幽霊」の中にある短編小説です)である、トニー滝谷。トニー滝谷をイッセー尾形さん、妻と妻によく似た女を宮沢りえさんが演じ、語りを西島秀俊さん。背景を流れる音楽を坂本龍一さんが。静かな、流れるような、孤独な、映画でした。

確か、これも梅田のテアトルで観たはずなんだけれども、その後にもう一回観て、今回が三回目。二回目に観た時が一番ずしりとやってきました。これは、個人的なお話。

宮沢りえさんが、とんでもなく服を買っちゃう人で、でも、ステキに着こなして。イッセー尾形さんが、孤独に生きてきて、結婚して孤独な時期を終了して、また、孤独になり、もひとつ深く孤独になる、という話。
簡単にまとめ過ぎましたけれども。

産まれて育って出会って別れて。そういう事なのだけれど、孤独であるという事の裏には孤独でなかった時期があったんだという事がそれなりに大事なのだと思うのだ。
悪い側面ばかりを観てはいけない。という事と、良い面をみようと思っても、その時期を過ぎてしまってはいないかという怖さも、三回目にして感じました。

村上春樹さんが、ハワイで、「TONY TAKITANI」とプリントされたTシャツを見つけた事からヒントを得て作品になったという。文学作品を映画化するに、とてもよい映画だと思います。観た人の自由な感性を擽らなければいけない。ストーリーは、そちらに除けておけばよい。そういう映画。個人的に、とてもオススメです。
posted by ステージタイガー at 10:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 白井「ギムテキブログ」