待ってろ、奈良! 観せたるからな!
虎本です。
公演の続くステージタイガーですが。
ナンボのもんじゃい。わしゃ、9月10月も作演しとるわっ!
そんな中、読書もしとるわっ!
そうです。年100冊の本を読むと決めた、そんな虎本の11月のBOOK OF MEMORYはこちら。
『私の胸は小さい』 谷川俊太郎
『八月のシャハラザード』 高橋いさを
『リレイヤーV』 鴻上尚史
『リフォームの教科書』 中野博
『ヒトミ/マイ・ベル』 成井豊+真柴あずき
『ザ•ギバー』 ロイス・ローリー/掛川恭子訳
『水の眠り灰の夢』 桐野夏生
『疾走(上)』 重松清
『疾走(下)』 重松清
『ランナー』 あさのあつこ
戯曲が3冊はいりました。
何気に、虎本、高橋いさをさん大好きなんです。
影響を受けている作家の一人と言えます。
海外小説あり、学術書あり、バラエティに富んだ11月でした。
劇団員の小野さんから借りた、『ザ•ギバー』はかなりの衝撃作でした。
SFっちゃあSFなのですが。
読んだ後に何とも言えない切なさと苦しさが残りました。おススメです。
そして、『疾走』。
もう最悪です。「流星ワゴン」や「とんび」を想像して読むととんだしっぺ返しをくらいます。
この本、メンタル的に良好な状態じゃないと読み進める事は難しいです。
簡単にはオススメしません。
それほどまでに重く、胸を締め付けられる作品でした。
けど、ページをめくらずにはいられない。
何故だか最後には涙が溢れて…
改めて重松清さんの凄さを知りました。
さあ、後1ヶ月。いける所までいこうよ!
虎本剛