いよいよランニングホームまで2週間前…というこのごろ。
さぞかし忙しさに追われ…と周囲から声をかけられるのですが。
そんな事はありません。
とても落ち着きながら、創作に向き合っております。
思えば、2015年の9月から1ヶ月に1回以上のペースで作演出の本番を抱えておりました。
時間の有意義な使い方が身に付いて来たのかもしれません。
まあ、台本自体は3月末に出来上がっていましたので。間に『リスタート』『OVER&OVER』『Mother』と3公演挟みながら、現在は『父が愛したサイクロン』と並行して稽古しております。
その間にここじゃまだ書けない脚本の仕事もしております。
全て、美味しく、我が血肉となっております。
なんかのTLで「小劇場の当たり前を当たり前にしない。台本は稽古初日に仕上がっている」
みたいなのを観て、ひっくり返りそうになりました。
そんな当たり前はありません。
小劇場、そんな劇団ばかりじゃありませんから。
そんな事を売りや誇りにされたんじゃ、たまったもんじゃない。
まあ、他人の事はいいんです。
このランニングホームという作品のテーマは『原点回帰』。
自分の立ち位置を見つめながら、演劇をしながら生活を出来るようになった現在を幸せに思うのです。
今日もランニングホームの稽古。
おすすめです。とても。
稽古場日記で各俳優について僕が紹介するコーナーが始まりました。
他人はいいや。
お客様と、作品と、俳優と向き合いながら、突き詰めたいと思います。
虎本剛