ガンダム展が天保山で開催されるそうです。
http://www.gundam-ten.jp/
駅の広告で見かけたのですが、この夏がとても楽しみですね。
しかしこの広告。
アニメ第1話「ガンダム大地に立つ!!」よりガンダムが起動しその二本の足でサイド7の大地に立ったときの画が使われているのですが、その際ガンダムの胸部ダクトから何らかのガスが勢い良く吹き出されるが噴出されています。
人間ではおっぱいの部分からガスが出ているのです。
いやこれは設定上排熱ダクトであり、核融合炉の稼働に伴って吹き出されたもの、と機能的説明をすることは可能です。有名な東京の1/1ガンダムにもミスト噴射のかたちで再現されていますし。
ところで、これって他のガンダムもついてたっけ?
ジオン系のMSにはついていないこのおっぱいガス噴射口。
ガンダムを名乗るほかのMSには、だいたいついていたような気が。
「ガンダム」の条件とは何か、という論争は古今東西絶えないものでしたが、この黄色いおっぱいダクトこそガンダムの象徴、ではないのでしょうか。
記憶を頼りに検証開始。
画像はご自身でお探しください。
TV2作目より
「RX-178 ガンダムMk-II」
ティターンズによるスペースノイド弾圧のための「黒いガンダム」。
かつてのジオンに恐れられた「白い悪魔」初代ガンダムと酷似したシルエット。
おっぱいガス噴射口のデザインについてもほぼ前世代機を踏襲していますが、長方形だった初代よりも鋭角的、洗練された感が伺えます。後のMSVや準公式作品といった世界のMSたちに繋がる布石を感じます。
そして「MSZ-006 Ζガンダム」
リックディアスより採用された新装甲素材ガンダリウムγと、ガンダムMk-II強奪によるムーバブルフレーム技術が融合することで誕生した全く新しいガンダム。史上初のTMS(可変モビルスーツ)ガンダムでもある。GT-FOURには触れてやるな。
連邦軍によって作られた初代、Mk-IIと異なりアナハイムエレクトロニクスによる開発もあってか、ガンダムからMk-IIよりもかなり異なるデザイン。
肝心のおっぱいダクトは内部のフィンが(外見上は)無くなり、下向きの垂れ乳。
そもそもΖガンダムのジェネレータは両足に装備されており、冷却系もその辺りに集中しているはず。じゃあこのダクトは何だ。偽ダクトか。偽乳なのか。
それともコジェネレータでもついているのか。資料持ってる方いらしたら詳細希望。
TV3作目より
「MSZ-010 ΖΖガンダム」
Ζ計画を受け継ぎ、変形だけでなく合体機構を盛り込み、武装もハイメガキャノンを筆頭に大型火器と準サイコミュを備えた恐竜的進化の過渡期を象徴する第四世代MS。
デブ、いやマッシヴなシルエットが特徴で、前世代機のΖのニュアンスを受け継ぎつつ、横広の巨乳。
分離形態であるコアトップ、コアベース、そしてコアファイターにもそれぞれジェネレータが搭載されているため、胸部に初代と同等の冷却機構が備わっているのも頷ける。
そして逆シャアより
「RX-93 νガンダム」
それまで恐竜的進化を遂げてきたMSから一転、原点回帰を果たす。
それまでの主人公専用機だとかプロトタイプといったもの特有の「壊れた時に替えが無い」機体とは異なり、サイコミュ関連以外の各部品は当時の連邦の標準的規格に合わせ、戦闘が長引いたと来ても調達が容易であったとなっているそうです。この辺りの思想が僕は滅茶苦茶好きですね。
肝心のおっぱいダクトですが、Ζ系から原点回帰。初代、Mk-IIよりのダクトに。
そういえばΖ・ΖΖに登場した「MSN-100 百式」にはついてないんですよね、おっぱい。
MSVの百式改、後付け設定のデルタプラスにもないようですが、デルタガンダムやガンダムデルタカイにはついている模様。
かつて偉い人は「白くて二つ目ならガンダム」といったそうですが、この様子では「黄色のおっぱい」も付け加えなければいけないようですね!
次回 平成編に気が向いたら続く。
そんなこんなでタイガー本公演、今夜情報解禁ですよ!