ステージタイガーへ

'08年 0101

掟破りの盤ゲー再生‏

あけましておめでとうございます。
石神です。2008年の始まりでございます。色々な事があった2007年。

今年はどんな事になるのやら。まずは新春公演でございます。
今年の始まりは予想が出来ないほど不真面目な、
だけど一生懸命な公演から始まります。お時間ありしたら是非お越しくださいませ。

今年始めの作品はこれ。
源平討魔伝
源平.jpg
1988年10月21日ナムコより発売されたボードゲーム。

元々はアーケード版のアクションゲームとして登場したのが「源平討魔伝」。
当時としては出色の出来栄えで世のゲーマーたちも相当入れ込んでゲーセンに通ったモノでありました。
何しろキャラがデカく、グラフィックは超美麗。
しかも当時としては珍しい和風のキャラをフューチャーしたきらびやかなゲーム画面。

洋ゲー風味の濃いファンタジーキャラクターに慣れていた日本のゲーマーにはソレだけで新鮮な驚きな目を持って迎えられたのです。
この後、ゲームメーカーは各社こぞってサムライや落武者をテーマにした、
いわゆる「伝奇ゲー」を出すようになりますが、まさに本作こそがそのハシリ、ゲーム界におけるディスカバージャパン現象の先駆けだったのです。

そんな純和風のおどろおどろしいキャラがダイナミックに動くのですから、ゲーマーたちの受けた衝撃たるやハンパじゃないビッグサプライズ。
寝ても覚めても源平源平、ガリガリの源平亡者が巷に溢れ返ったものです。

あ、くれぐれもワンダースワンのキラータイトル「グンペイ」ではないので念のため。
さて、その頃のファミッ子の話。
ゲーセンに入るにゃまだちょっと若すぎるチビッコたちだって
遠くから「源平討魔伝」のプレイ画面を羨望の眼差しで覗いてはヨダレをだらだら垂らしながら「今に見ていろボクだって!」などと下唇を噛みつつ拳を固く握りしめ学習塾へとチャリで急いだりしていたそんな時代、
遂にナムコからファミコン版リリースのアナウンスがあったんですからそりゃあもう蜂の巣をつついたような騒ぎになるのも当然であります。
「あの源平討魔伝がファミコンで遊べるなんて!」とファミッ子たちが狂喜乱舞したとしても誰がそれを責められましょう…。

しかし、当時の貧弱なファミコンのグラフィック性能ではアーケード版をそのまま移植するなど夢のまた夢。
そこでナムコの取った苦肉の策というか苦渋の選択というか、とにかく
「ファミコン版源平討魔伝」はRPG風味のボードゲームとして発売される事になりました。

「あの源平討魔伝がプレイ出来る!」と鼻息荒くコントローラーを握りしめていたファミッ子たちにとってはなんとも酷な話でありました。
多少、面白おかしく書いたりしてますが、これがまぁ大体の当時の状況。

「今夜はお寿司よー」と母親に言われてっきり握り寿司を食べられると思い込んでいる子供にいなり寿司をご馳走したところでまるで喜ばれないように、
このボードゲームはあまり好意を持って受け入れられなかったように思います。
しかし、ゲームをサイコロ代わりに使って多人数プレイを実現した斬新な発想やローソクを用いたゲージの表現など制作サイドも様々な制限の中でなんとか「源平討魔伝」的世界観の再現に腐心している様子がそこかしら覗くのに気付き「まぁ、コレはコレでいいゲームかもね?」なんて今なら言えます。


posted by ステージタイガー at 16:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 元虎たちのブログ
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