というわけで、今日紹介するプロレスラーは、この人。

ジョン=シナ です。
世界一のプロレス団体 WWEの現チャンピオン。通称”チャンプ”。
若き2枚目エースです。
昔はヒップホップ系の『悪学の博士=サガノミックス』というキャラクターでしたが、今は、人とのつながりを大切にするチョイ悪熱血キャラ『チェーンギャング』として会場人気を集めます。
得意技は ファイブナックシャッフル(倒れた相手へのチョップ) と FU(抱え上げて落とす投げ技)、STFU(複合関節技)。
イギリスの子供に人気のスポーツ選手にベッカムと並べてあげられる程、ワールドワイドに子供、女性に人気のある選手です。
が!
彼には大きな悩みが。
それは。
男性ファン、また プロレスマニアの支持が得られない ということです。
男前故にプッシュされすぎる待遇、また、子供ウケのいい好青年過ぎる姿勢、それらが、コアなファンや同性からの支持を受けにくいのです。パワー派でもテクニック派でもなく、不屈の根性で立ち上がるハート派のレスラーという個性もわかりにくいのかもしれません。
ポット出で、売れてしまったジャニーズアイドルみたいなもんでしょうか。東や木村拓哉ほどキャリアを積めば認められるのでしょうが、シナの道はまだまだ険しい。
よってシナの登場には、割れんばかりの黄色い声と、同じくらい大きなブーイングが同時に起こるという怪現象が起きます。
これを俗に シーナアレルギー と呼び、ある意味、シナの個性となっているともいえるでしょう。
昨年、今年のレッスルマニアという最大の試合では、本来なら悪役であるはずのHBK、HHHに声援が飛び、ヒーローのはずのシナに『シーナ イズ サック(シナは最低)』コールが飛び交うという現象が起きました。
しかし、今のWWEで全ての観客を総立ちに出来るのは、善くも悪くもシナだけ。
闘えシナ! ブーイングも人気の証拠だ!
その鍛えられた体を観れば、誰よりも努力しているのはすぐわかる。
正義のはずなのにブーイングを食らうその気持ち、僕には痛い程分かる! 胸をはれ、チャンプ!
そして、本当の意味で、彼がチャンピオンから陥落した時、シナの新しい一歩が始まるはず。
主演映画の『The Marine』も大ヒット。邦題では『ネバーサレンダー 肉弾凶器』というダッサイタイトルにされたが、気にするな。
胸を張れ、チャンプ!