ああ、来週の今頃には公演も終わっているのか…なんて感慨にふける…こともなく(苦笑)
日々必死に生きております。
虎本です。
先日、近畿大学文化会演劇部覇王樹座(さぼてんざ) にファイアフライの宣伝をさせてもらいに伺いました!
公演前のお忙しい中、実に爽やかに、誠実に、僕らの話を聞いてくれました。
皆、ありがとう!
僕も学生劇団出身。今が一番楽しいとき。喜怒哀楽、全てをパワーに変える事ができる。
僕も学生劇団出身。今が一番楽しいとき。喜怒哀楽、全てをパワーに変える事ができる。
彼らの新人公演、ぜひ観にいってあげて下さい!
近畿大学文化会演劇部覇王樹座
新人公演「華の大江戸見聞録」
脚本 ロブ 演出 藤原凱斗
日時 9/15(日)13:00〜 18:00〜
近畿大学文化会演劇部覇王樹座
新人公演「華の大江戸見聞録」
脚本 ロブ 演出 藤原凱斗
日時 9/15(日)13:00〜 18:00〜
9/16(月)13:00〜 18:00〜
(受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前になります。)
場所 近畿大学クラブセンター内小劇場
(大阪府東大阪市宝持3-11-35)
料金 無料
予約 https://ticket.corich.jp/apply/102812/
公演時間 約60分
twitter @sabotenza
instagram @sabotenza
場所 近畿大学クラブセンター内小劇場
(大阪府東大阪市宝持3-11-35)
料金 無料
予約 https://ticket.corich.jp/apply/102812/
公演時間 約60分
twitter @sabotenza
instagram @sabotenza
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さてそれから時を遡る事30分ほど前。
虎本は近畿大学に早めについて、ある場所におりました。
原子力研究所です。
日本最初の民間原子炉・大学原子炉を持つこの場所に、僕の亡くなった父は勤めていました。
正確に言うと近畿大学の教員として働きながらここで、研究を重ねていました。
ここである学友と出会い、その妹…つまり僕の母と出会い、僕が生まれました。
厳重警備で中には入れませんでしたが、父が毎日通い、夜遅くまでいた場所を眺めながら様々な想いが蘇りました。
家にあった大量の原子力の本。
家にあった大量の原子力の本。
父が書いた山積みの論文。
遅くまで書斎で電気をつけて仕事をしていた父の姿。
そして、何より。
近畿大学と僕の実家はそんなに近くない事を知りました。
近畿大学と僕の実家はそんなに近くない事を知りました。
確かに、幼い僕が起きた時にはもう父は家を出ており、僕が寝る頃に帰ってこられればその帰宅は早い方…。
でも土日の休みには僕を必ず遊びに連れ出してくれていました。
あの距離と時間を満員電車に揺られて通い、その中で捻出した僅かな時間を使ってくれていたことを今、知りました。
あの距離と時間を満員電車に揺られて通い、その中で捻出した僅かな時間を使ってくれていたことを今、知りました。
父が亡くなる少し前にチェルノブイリの事故が起きています。
幼いながらに、父が放射能汚染された食物が人体にどう影響を与えるのか、またどうすれば影響を減らせるのか、研究していたように記憶しています。
父が生きていれば、いま、何をしているのだろうか。何を語っていたのだろうか。
40歳を迎え、父を凄いと思います。
彼のようになりたいと思います。
彼のようになりたいと思います。
ただ一点、早逝したということを除いて。
僕は演劇をして、生きますよ、と。
そう誓って、今日もまた朝から家を出ます。
眠っている息子の寝顔をそっと撫でて。
虎本剛