ステージタイガーへ

'18年 0320

レッテルは貼った側が辛い思いをする(虎本)

虎本です。
無事にステージタイガー松原公演『I CONTACT』、盛況のうちに幕を下ろす事が出来ました。

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ゲートキーパーというシビアでセンシティブなテーマに対し、僕なりに半年以上かけて取材を行い、真正面から挑ませていただきました。

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計24名という大所帯の座組は、どのメンバーも素晴らしく、そして愛らしく。
どの俳優も、どの稽古よりも素晴らしいベストプレイをたった1度の本番で魅せてくれたのではないでしょうか?
舞台上に一番いいバトンパスがありました。

さて『ゲートキーパー』というテーマ…という話を冒頭にしましたが。
実はそれ以外に裏テーマ的なものが僕の中にはありました。
それは『人はレッテルを剥がす時、どんな感情が生まれるのか?』という事です。
『あの人はこういう人だろう』と。そう思っていた人に、全く違った事を言われた時、どう反応するのか?
『私はこういう人だから』と。そう自分で決めつけていた人が内面からわき上がる感情にどう立ち向かうのか。
実はほぼ全てのキャラクターに、分かりやすい一面と、それに矛盾するような反対の側面を描くようにしていました。
それは成長とも取れるし、人間の多様性ともいえるし、隠された本心であるとも言えると思います。

『I CONTACT』というタイトルですが、『I CONTACT YOU&ME』なのでした。

登場人物は一貫してしかるべきなのですが、そうとも言い切れない所に僕は人間の人間くささみたいなものがあると思っています。
だから。
レッテルみたいなものは、貼った方が損をする。世界が狭くなる。
SNSに広がる批判だらけの世界に、僕は危機感を覚える。
生きるって事はもっと瑞々しくあって欲しい。

僕が描いた世界を精一杯生きて、命を吹き込んでくれた出演者とスタッフとお客様に感謝。
ステージタイガーはまだまだ進むのでした。

虎本剛



posted by ステージタイガー at 00:04 | Comment(0) | 虎本「プロレススーパースター列伝」
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