ステージタイガーへ

'18年 0219

立ち向かうあなたや僕のための演劇とか(白井)

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前回のクロス×シーンに出演していただいた宮川サキさんが出演している「流れんな」を見てまいりました。
めいめいで共演した澤井さんもご一緒に。

今度6月にお世話になる道屋沙姫さんもでてらして、そら恐ろしい若い人だなぁと。思いながら。
みなさん達者で。台本も流麗で。ぐじぐじと見たくない部分を面白く見せていただいて。
恥ずかしながら、とても面白く感激させていただきました。
闇があるから光がある、というのとは違っているのかな。
それが物語という位置付けである以上それが救いという体をなしている、というところかしら。

一般的な話にしますが。(というのは物語の中身を語らないという意味合いで)
救いようのない話を見たときに、
どこか自分の過去や思い出とリンクさせてしまう装置が働いてしまうことがあります。
人を傷つけた過去とか、守れなかった約束だとか、失敗した思い出とか。
なるべく忘れたいけれどもそのせいで忘れられずに心にこびりついてしまっている出来事。など。
そんな、埋めたはずの汚物をほじくり返すような物語、お芝居とか映画とか、
そんな、何十年も前のバグを再度引き出してしまうようなそんな物語にどんな意味があるんだろうか。
そもそも人間てのは、他人の凋落に嬉々として飛びつくような性質を持っていたり、
嫉妬とか、憧れとかがないまぜになってしまっていたりするもんだと、最近では思っています。
それでも、そういう位置からすごく遠いところで、日の光を一身に浴びている人もいる、
それをやはり羨ましく思ってしまう部分は、少なくとも僕の中にはありまして。

作り手が考える必要のない話なのかもしれないけれども。
登場人物が来るべき不安や不幸に対して、自分の代わりに苦しんでくれて、
立ち向かってくれて、いつか自分が戦わなければならないときに、立ち向かわなければいけないときに、
そんな時のための「予行演習」になるようなこともあるんでしょう。

だからこそ、板の上に立つ人間は、嫌われても本気で悩んだり苦しんだり。
すべきだし。そうあるために、稽古の段階から結構苦しんだりすることもいるのかな、と。
まぁね、人それぞれだし劇団のカラーもあるけれども。向き合うってそいうこともあるんかなって。

愚かな人間ってのは滑稽だけれど、お芝居の中だからこそ救われるし許される部分もある。
芝居の中以上に愚かで、そして、芝居の中ほどには愚直になりきれない僕なんて、
本当それこそ救えないけれども。まだまだ悩み抜く余地はあると思っています。
マジで人間の悩みや正義なんて人の数ほどあるけれど。
だからこそ、しっかりと苦しんで、しっかりと悩んで、しっかりと傷ついてやろうと思います。
でもね、だからこそかしらね、稽古はめちゃんこ楽しい。




ステージタイガー松原公演 「I CONTACT」

【日時】
3月17日(土) 15時〜
※開場は開演の30分前

【会場】
松原市文化会館
※全席自由

【料金】
入場無料(要 入場整理券)

【ご予約】
こちらのフォームをご利用ください!


そういう内容で、がんばっています、としか言いようがない。
是非とも見にきてくださいませ。
posted by ステージタイガー at 02:26 | Comment(0) | 白井「ギムテキブログ」
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