ステージタイガーへ

'18年 0202

も少し待っててくださいね。(白井)

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消力。
こないだの最後の通し稽古では、最後の最後のカーテンコールの後にタイガーが毎回踊るやつ、
僕はこんな感じでした。
なんじゃろね、全力じゃないね。見た感じね。
出来が悪かったわけじゃないんです。たぶんどんどんと良くなっていっていると思います。
物語の流れ上、僕が演じる登場人物の気持ちを考えるとどうにも上がれなくってね、
っていう役作りの話をしたってなんともかんとも伝わらない話なんですが。

僕演じる人、ってのは教師でね、主人公の担任でね。川上と言います。
スクールカーストの最下層なわけ。教師なのに。
蔑まれている空気のような存在。エアーですね。
そんな存在の彼が、気にかけている生徒の近藤夢美が演劇部の脚本を書くことになったんです。
そしたら、彼としては見守るしかないじゃないですか!
なんとか、どんな目標でもいいから自分で「決めて」欲しい!
わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい。
できることなら、おとなしくいい学校に行ってくれたら先生としても上からの評価が上がる!
教え子を見守りつつも、現代社会のストレスとの間に疲れ果てた担任がとった
最後の手段をとってしまう。
それが「親への告げ口」である。
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だってしょうがないじゃない!生徒が先生の言うこと聞かないんだもん!
親の躾がなっていないからなんだもん!家庭環境はいろいろあるけれどもさ!
責任転嫁する川上、しかし、そこで川上は知ってしまうのである。
母親と話をしているうちに、どうやら、その生徒が自分に嘘をついているという事実。
信頼を得られていないのか?疑心暗鬼に陥る川上。
なぜだか参加することになった演劇部公演、セリフが全く入らない!
ほのかに想いを寄せる森先生との関係は!

程度の差こそあれど、大まかに言えばこんな話です。
聞いてた話とは少し違うかもしれないですが、「めいめい」面白くなってきています。
全員の熱量が、心地い。愛おしい。
こんなこと言ってしまって、お恥ずかしいんですが、
タイガーの公演で初めてと言っていいくらい、名残惜しさがありますね。
終わって解散するのがとっても残念。
こないだ稽古場ブログで書いたみたいに「ひとり欠けると成立しない」
そういうオンリーワンな座組になったんじゃないでしょうか。
僕は、そういう見方で見るのならば、舞台上、
いわゆる近鉄アート館の舞台の上に上がるものだけが作品ではないんじゃないかなと思っています。
目に見えないところまでが作品なんではないかな。あんまり言語化できないけれど、
目に見えない僕らが過ごした濃密な時間とかが、あなたの身体のどっかに引っかかって、
お家まで持って帰って、お布団の中をほんの少しだけあっためられたらいいなーなんて
おもっていないです、いま、書きながらつらつらと出てきてしまいましたデタラメに。
冬の寒い布団にはゆたんぽ。


posted by ステージタイガー at 02:22 | Comment(0) | 白井「ギムテキブログ」
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