ステージタイガーへ

'17年 0127

ファイアフライはこうして生まれた(虎本)

遅ればせながら、ステージタイガー『ファイアフライ』
ご来場いただきありがとうございました。

写真 2017-01-22 17 39 06.jpg

虎本です。
ヘラヘラした写真で申し訳ないですが、脚本と演出をし、火野という警察の親子を演じさせてもらいました。

おかげさまで盛況のウチに幕を下ろす事が出来ました。
僕にとってはお客様の笑い声と鳴き声と拍手が、何よりのリアル。
それを信じて、精進し続けるのみ。
既に発表されておりますが、ステージタイガーは3/11に『ダイバー・シティ』という作品を上演致します。こちらもかなり凄い作品になりそうですので、是非。

さて、もう少しファイアフライについてお話ししたいと思います。
題して、『ファイアフライはこうして生まれた』の巻。
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そもそもそれは思い起こせば夏の前でしょうか…。
写専の生徒から卒業公演の企画説明を受けたのです。
※写専には映画コースやTVコース、写真学科もあって、毎年卒業の発表に全体の共通テーマがあるんですね。
諸々省略しますが、企画全体のタイトルが『SPARKS!(火花)』。
一瞬で燃え上がる炎のように…みたいな感じやったと思います。
なるほど。さすが若者。儚くも美しいな、と。

そこから花火とその職人達をモチーフにした話を考えました。
ええ。出発は


『花火職人達の話』


しかし、ですよ。
30代後半の僕は思ったのです。
一瞬で散る火もええけど、手元を照らす暖かい光もええよな、と。
テーマ的なものはそこで決まりました。

『花火職人達が、地味な良さを知る話』

あとは、何となく『ラブストーリーをがっつり書いてみたいな』という僕の欲求がありました。
以前のタイガー作品でも書いてはいたのですが、もっとキュンキュンする、甘酸っぱい話も書いてみたいなと。

『花火職人達が恋をして、その結果、身近な暖かさに気付く話』


さらに、近鉄アート館は3面。そうだ、三角関係の話にしよう。
どうせなら、3つながりで、3回それを出してみよう。

『花火職人達が三角関係を3つの年代で繰り返し、その結果、身近な暖かさに気付く話』


となったわけです。
あとは、花火を調べ上げ。
花火職人の方のお話を聞きに滋賀に通い、その風景をモチーフに世界観を描き。
年代ごとの出来事を整理し…。
連続企業爆破事件の本を何冊も読み込み
血反吐を吐いて。
出来上がったのがファイアフライです。

ちなみに、タイトルにもなっている、ファイアフライ=蛍 を思いついたのは、
タイトルを考えていた時に、『FIRE』とか『BOMB』、『FLY』『HIGH』『SKY』など単語を並べた時。
あ。これ、蛍やん、と。
暖かい光は、蛍にしよう、と。
そこから花嫁の名前を蛍にしよう、と。

いや、世界って繫がってるんですね。

ファイアフライ。これは
ひたすら新しさを追求し、終われば使い捨て、大量に消費する世界に対する、僕なりのアンチテーゼです。
僕は小さな存在ですが、せめて劇場で顔を見合わせる皆さんを熱くする存在でありたい。
ファッションではなく、パッション!

虎本剛


posted by ステージタイガー at 00:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 虎本「プロレススーパースター列伝」
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