ステージタイガーへ

'15年 0925

MOTHER(虎本剛)

虎本剛です。
MOTHER@サンケイホールブリーゼ
無事に幕をおろす事が出来ました。

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ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
演技を初めてやる若い子もいるのに、ブリーゼ。
『自転車で鈴鹿のF1に出るようなもんやで!』と危機感を募らせながら始めたのが半年程前。

果たして。
その出来は、実際にご覧頂いた皆様に委ねますが。
僕からいえる事は、板の上に立った30人強のメンバーは、皆それぞれに表現者だったし。
誰一人もらさず、この作品を愛し、客席に届けようとしました。
僕自身に関して。
とってもこの作品が好きです。
大好きになりました。ますます好きになりました。

言いたい事は全て作品に詰め込んだので。
以下、雑記程度なのですが。
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初演から増えた台詞で一番好きなのは小学生時代のヒロミの「甘い」です。
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そして一番好きなキャラクターは、これも増えた風紀委員会達でしょうか。
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全く台本にはないのだけど。稽古をする中で追加した台詞があります。
ヒロインが主人公に「大丈夫。大丈夫だよ。」というシーンがあるのです。
そこが好きで。
それがこの作品の全ての舵を切ったのではないか…と。
おそらく、再会したメイにヒロミは開口一番。
「大丈夫だよ」と言ったのではないでしょうか。
ちなみにヒロミに一番最初に「大丈夫だよ」、といってくれたのは、別れの時のルカなんです。
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劇中歌「私が望むこと」の際、3人のヒロミの後ろにメイを配置できました。
メイは母の背中を見ながら、メッセージを受け取るのです。
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メイと藤堂のシーンは2人の俳優を信頼して、固めない、という演出家としてはある意味責任放棄な方法をとりました。OUTPUTをINPUTに委ねようと思ったのです。非常に実験的で感動的でした。そして実験は成功しました。Sun!!と嶋森君は凄い、けど、それをさせたのは、出演者の皆! 皆の表現が繫がって、最後のシーンへ辿り着いたんやで。
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ラストのEMIさんのソロダンス
初演の時はそのままMOTHERの唄へ繫がる…という印象で演出したのですが。
今回は完全に、劇中のラストシーンとして解釈できました。
最後のMOTHERはいうなればエンディングロール。
演劇に使う形容ではないのですが、まるで映画のワンシーンのように、EMIさんの伸ばした手と笑顔を残して終幕したのです。
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今ですら、あの台詞をああいう言い方にしたら、どうなっていただろうか?と思いめぐらします。
再再演の時はあるのかな?
この作品はかめばかむ程味が出る。
その時、また劇場でお会いしましょう。

虎本剛


posted by ステージタイガー at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 虎本「プロレススーパースター列伝」
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