ステージタイガーへ

'15年 0815

目と心の保養(アスカ)

というわけで行ってきました、兵庫県立美術館の船越桂展。
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最高でしたよ。

いやあ、美しい。もうね、大好きなんですよ桂先生の作品。
近頃の風潮として、「わかりやすいものこそ至高!」といいながら下卑たものや見る者よりも低い水準のものを発信する、というのが流行っているようですが、「わかりやすいもの」のうちでも最も基本的なものといえば「美しいもの」のことではないのか、と改めて思わされる展覧会でした。

まるで人間そのもののような実在感があるもの、非実在の存在感といった印象を持つもの、変なデザインなはずなのにしっくりくるかたちのもの、など初期作品から今年の新作まで色々あって、どれもとても素敵なのです。

一体ごとの作品が命を持っているように見えるため、作品ごとに定められた一瞬の「感情」のようなものを固定化されて永遠にそのひとつだけを演じ続けなくてはいけない「俳優」のように見えてしまうシリーズがあって、そういうのってどんな気分なんだろうと思いを馳せてみたり。

全年代を通じて精密さとラフさのバランスが絶妙で質感フェチとしてはもうたまらんかったり。
作った工程を想像したりその時代ごとの「共通項」みたいなものを探したり各パーツ等の変遷を辿ったり。

邸宅のエントランスに飾りたい。
じっくりいろんな角度から眺めながら、上質の日本酒をちびちびやりたい。
モデルとして使ってほしい…!!

などなど物欲全開の妄想を迸らせ、やっと実物を見られた嬉しさでハァハァしながら、会場内を3回ぐらい往復しつつ各作品の周りをぐるぐる回って舐めるように見まくった結果、滞在時間が軽く三時間を超えていました。
そりゃ監視のおばちゃんに警戒の眼差しで見られるわけだ。
だけどまだまだ何時間でも居られますよ。全然見足りませんよ。
ああもう、兵庫か京都に船越桂美術館作って全作品常設展示してください。
とりあえず本当に、今回行けて良かった。

そしてやっぱり美しいものはいい。
美しいものが好きで何が悪いのか!
これからは遠慮せず美を賛えます。人目なんて気にしない!

8/30まで。割と空いてます。
皆さん、観るなら今ですよ。


小野愛寿香


posted by ステージタイガー at 14:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小野「薔薇と刀」
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