ちょっと前から「20代で、ヤバい新人監督がいる」って噂は耳にしてたし、知り合いが、ちょっと前の関西のイベントに来ていたその監督さんを見かけてたらしいんだけど「どんな人だったの?」と聞くと「まるで土方の兄ちゃんみたいな人だった」って答えられました。
「なんだなんだ。厳つい、トガった感じの監督さんなのかなぁ?そんな人がどんな映画を撮るんだろう?」って何となく気にしながら、映画の予備知識はまったく入れずにスクリーンが動き出すのを待つ。
『Play back』というその邦画は、びっくりするほど『映画』で。
つまりはTVの延長じゃなくて、とてもよかった。
映画が、ストーリーを追いかけるだけじゃなく、それだけで成り立つようなカットひとつひとつ、それだけで写真になりそうな役者の姿ひとつひとつ、その瞬間を全部つなげて、大きなひとつ・・・そんなことをちゃんと思い出せる作品でした。
んで、偶然にもそこに来てくれた監督の三宅唱さんは、現在29歳。

すげいぞ三宅カントク!!
映画が終わった後、この監督さんと思わぬ機会でお話することができました。
今回の作品で思い描いていたことや、役者に求めていた部分など。
気さくになんでも話してくれましたよ。
土方の兄ちゃん?・・・いやいや、どちらかといえばもっと繊細で感受性が敏感で、丁寧に仕事をする人なんだなぁって印象を持ちました。
映画と同じで、本人も味があって素敵な人でした。
機会があればぜひ観てくださいね。
http://www.playback-movie.com
さて、話は変わって、今度はMMAのお話でごんす。
練習にも復帰して、少しずつ調子を上げていこうとは思っています。
この前はレスリングだったのですが、サンビストの方が出稽古に来てらっしゃいました。一緒に練習できるのはありがたき幸せです。

学生時代はプロレスよりもリングスに興奮していたネコとしては『サンボ』って聞くとすぐにヴォルグ・ハンを思い出します。
もちろんヒョードルもですけど、やっぱサンボはヴォルグ・ハンです。
サンボの足関はヤバいですね。
サンボマスターですね。
もっそい勢いでアキレス腱を極めてきますよ皆さん。
それを愛と呼ぶかどうかはわかりませんよ皆さん。
おっし。