ステージタイガーへ

'12年 1127

語られなかった16.195Km(いまむー)

さて、一夜明けまして。
走ってきました大阪マラソン。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

結果は、フルマラソンなんとか完走。
記録は、大会スタートから06:23:39。スタート地点からは06:00:38でした。

CameraZOOM-20121125155521401.jpg

私の記録や映像はこちらから確認していただけるようです。
(http://www.moviecloud.jp/osaka2012/result.php?pid=34258)
時代ってハイテクだなぁ。

当日の状況というのは、
http://matome.naver.jp/odai/2135385675607916401
にて結構アグレッシブにまとめてくださっているのです。ありがとうございます!!

が、語られていない部分があります。

愛寿香さんがリタイアした26km地点。
交通規制により沿道を走ることがままならなくなった白井さんも、無念のリタイア。
そこから、一人で走りきりました。
そのときの様子を、覚えている範囲で書き連ねてみます。

それまで励ましあいながら横を走っていた愛寿香さんはもういない。
私が走りきらなきゃ!と息巻いてみたものの、私のこれまでのマラソン練習は最長15km。
25kmを越えている今、私に取って一歩一歩が未知との遭遇。

着実に痛んでいく膝と腰。腿の付け根、足の裏、ふくらはぎ。
ゆっくりと走っていたので体力は一向に切れないのですが、とにかく下半身全部位が痛んできます。
そして襲いくる孤独感。

人間、極限状態になるとどんな風に思考が働くかわからないものですね。
元来ネガティブ思考な私は、沿道からの声援を受けて
「みんな誰かの応援に来ているのに、私を応援しに来ているひとは誰もいない」
なんて超ダークサイドなイタタな思考に陥り、涙をこらえつつ走っていました。いや、こらえられてなかった。
そうなったら、もう沿道の応援の人たちにハイタッチする気持ちの余裕もない。


でも、そんな気持ちを支えてくれたのは彼らでした。


そう、ALL SWAMPS。


iPodのイヤフォンを装着し、前日に作成した彼らのプレイリストを聴いていると、みるみる勇気と元気が湧いてきました。
いやまじで。
なまじっか体力は残っているものだから、大声で歌いながら走りました。
周りの人怖かっただろうなぁ。

そしたらあっという間に10kmぐらい走ってました。
35km地点付近に、アイシングしてくれるところがありまして、これ幸いと寄ろうとしたら、コースを整備していた三角コーンに足が軽く引っかかった。
その瞬間、樋口が演じたカナデよろしく、足がもつれて後ろにすっ転びました。
ほんとに、バランス崩した足を踏ん張る力も入らなくて、ふらふらっと2、3歩後ろによろけてそのまま尻餅。
立とうにも立てない数秒。
いや、本当にああなるんですね。びっくりした。
結局立ち上がれさえすればあとはなんて事無かったのですが。

そして迎えた38km地点。悪魔の坂道。
劇中ではちょうどカナデがリタイアした直後ですね。

いや、これね。
このコース作った奴出てこいと言いそうになりました。
なにこれ、最後の最後にこの上り坂。もう足上がんないっての。

本当に本当に悔しかったのですが、この坂道を越えて、39kmまでの1kmだけ、走れませんでした。
完全に折られた。

ところで、私ぐらいのペースで走ると、20kmを越えたあたりから、歩き出すランナーが一挙に増えます。
そうなると、とんでもなく走りにくくなります。
まず、歩いているランナーを抜かすために身体を右か左にぶらさなきゃいけない。これが、着実にダメージを
身体に蓄積させます。
あと、精神的ストレス。
走り続けたことがある方はおわかりでしょうが、走って痛めた足は、歩いてしまうと次にもう一度走り出したときに今までの比ではないレベルの痛みに襲われます。
だから正直、一度でも歩くともう二度と走れる気がしないのです。
だから、私は給水所以外の場所ではほとんど歩きませんでした。
でも、しんどいものはしんどいです。
歩きたい。足切りの時間にはまだ余裕があるから、もう、このまま歩いたってゴールできる。
そんな甘い誘惑が私の周りでぐるぐると。
それに打ち勝ち続けてはいたのですが。

あの坂は無理。

39kmの看板を見たときに、もう一度気持ちを奮い立たせて走り出したものの、やっぱり来た激痛にガチ泣きしそうになりながら、そこから3km。
歩いたってゴールできる。
誰も見てないし、走ってたって言えばいい。
でも、そんなの何が楽しいんだ!って。

ジャックスパロウや、黄レンジャーとピンクレンジャーと共に走る。
そして40km地点で抜かれたガリガリガリクソン。悔しい。

そして感動のゴール。
ゴールの瞬間って、一般の人は入れないんですよね。あれ、なんか悲しいなぁ。
ゴールしてからみんなに会うのに30分ぐらいかかったし。
心細すぎてまた泣いたし。

なんか、泣きっぱなしの16kmでした。
うわ、思いのほか長くなった!!

さぁそろそろ日常に戻らねば!
2012-11-25 22.19.54.jpg

もらったFINISHERタオルと完走メダルは、宝物にします。
昨日はほんとにタオル抱きしめて寝たんだぜ!

ほんとうにほんとうに、ありがとうございました!!
posted by ステージタイガー at 00:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 元虎たちのブログ
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