前回のblogでもお伝えしていた通り、トークゲストとして劇的集団まわりみち'39「誕生へのロードワーク」に出演してきました。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
作品は2つのセパレートされた民族というか集団が、それぞれの社会システムや差異について葛藤する…という群像劇で。
現代社会が抱える側面をモチーフとしている分、作中に具体的な沢山の問題提起がされているのですが、その分その解決というか諸問題に対する姿勢•意見みたいなものが作品から見えたような見えきれなかったような。
だから僕は、作演出家の方の意見をもっと導きだしたいと思いました。
その問題に対し、あなたはどう思うのか、ということを。
僕にとって作品を作る(観る)とは、「立場表明」をなす事だと思っていますので。
僕としてはもっと深い所まで切り込みたかったし、作品の解釈をとことんまで掘り下げたかったという、若干の歯痒さが残りました。
実際、話せば話すほど、この作品に対する思いや演出的こだわりが沢山出てきたもので。
すいません、そこは上手くリードできなかった僕に責任があり、深く反省しております。
15分じゃ足んねえぞ!
だから、ステージタイガーのトークは長い尺用意してくれる!
と心に誓ったのでした。
日々反省、日々進化です。
てなわけでひとまず早く虎本のスペドラネクストは始まりました。
今日からアフターバーン!!の稽古も始まります。
まだ台本が出来る前の…プレ稽古みたいなものが始まります。
1ヶ月、俳優にはとにかくフィジカルを強化してもらいます。
お覚悟を。
客席の皆様は
お楽しみに。
虎本剛